この記事でわかること
- 第二種の試験概要と合格までの全体像
- 学科7科目の最適な学習順序
- 技能試験の基本作業から候補問題までのステップ
- 模擬試験3回分で仕上げる方法
- 合格後の免状申請手続き
結論から言います。第二種電気工事士は、正しい順番で勉強すれば独学で十分に合格できる資格です。
このページでは、当サイトの全記事を「学科試験 → 技能試験 → 合格後」の最適な学習順に並べました。上から順に読み進めるだけで、試験範囲を効率よく網羅できます。
「何から手をつければいいかわからない」「勉強の全体像が見えない」という方は、このロードマップを道しるべにしてください。
試験の概要
| 項目 | 学科試験 | 技能試験 |
|---|---|---|
| 出題形式 | マークシート4択 | 候補問題13問から1問出題 |
| 出題数 | 50問 | 1問 |
| 試験時間 | 120分 | 40分 |
| 合格基準 | 60%以上(30問正解) | 欠陥なしで完成 |
| 合格率 | 約55〜62% | 約70〜74% |
学科試験に合格した人だけが技能試験を受けられます。まずは学科試験の対策から始めましょう。
配線図が全体の約4割を占める最重要科目。ここを得意にできれば合格が大きく近づきます。
学科試験の学習ロードマップ
学科試験は7つの科目から出題されます。以下の順番で学習するのがおすすめです。基礎理論で計算の土台を作り、配電理論・電気機器と進み、最後に法令で仕上げるのが王道パターンです。
まず試験を知ろう(受験ガイド)
学習を始める前に、試験の全体像・勉強法・スケジュールを把握しましょう。ここを読むだけで「何をどれくらいやればいいか」が見えてきます。
STEP 1:基礎理論(4記事)
電気の基礎中の基礎。オームの法則・交流回路など、計算問題の土台になる分野です。ここが理解できれば、配電理論もスムーズに進みます。
STEP 2:配電理論・配線設計(4記事)
電圧降下の計算・幹線設計・分岐回路の設計を学びます。STEP1の基礎理論をベースに、実際の配電を理解する分野です。
STEP 3:電気機器・材料・工具(4記事)
変圧器・電動機の仕組み、電線やケーブルの種類、工具の名前と使い方を覚えます。鑑別問題(写真を見て名前を答える問題)はここで得点源になります。
STEP 4:施工方法(4記事)
ケーブル工事・金属管工事・PF管工事など、現場で実際に行う工事の方法を学びます。接地工事(アース)は特に重要です。
STEP 5:検査・測定(2記事)
絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験など、工事後に行う検査の方法を学びます。測定器の使い方と判定基準がポイントです。
STEP 6:配線図(3記事)
配線図の図記号を覚え、単線図から複線図への変換を練習します。配線図問題は学科試験の約20問を占める最重要分野です。
STEP 7:法令(5記事)
電気工事士法・電気設備技術基準・電気用品安全法など、試験に出る法律を学びます。暗記科目ですが、「なぜその法律があるのか」を理解すると覚えやすくなります。
模擬試験で仕上げ(3回分・全150問)
STEP 1〜7の学習が終わったら、本番と同じ50問形式の模擬試験で実力をチェックしましょう。3回分あるので、繰り返し解いて弱点を補強できます。
ミニテストで理解度チェック!
各記事の末尾にある「理解度をチェック!」リンクから、10問のミニテストに挑戦できます。記事を読んだ後にぜひ活用してください。当サイトでは全39本・合計390問のミニテストを用意しています。
技能試験の学習ロードマップ
学科試験に合格したら、次は技能試験です。実際に工具を使って配線作業を行い、40分以内に作品を完成させます。基本作業を覚え、複線図が書けるようになったら、候補問題13問を繰り返し練習しましょう。
STEP 8:基本作業を覚える(3記事)
ケーブルの剥ぎ取り・輪づくり・圧着接続・コネクタ接続など、技能試験の土台となる基本作業を学びます。ここができないと候補問題の練習に入れません。
STEP 9:複線図の書き方(3記事)
技能試験では、出題された単線図を複線図に変換してから作業を始めます。複線図が正しく書けるかどうかが合否を分けます。
STEP 10:本番に向けた準備(3記事)
欠陥判定基準・時短テクニック・工具の選び方を押さえて、本番で確実に合格できる準備をします。
技能試験に必要な工具・練習材料
技能試験では指定工具を自分で用意する必要があります。工具の選び方はおすすめ工具セットで詳しく解説していますが、初心者にはHOZAN DK-28を含む練習セットが最もおすすめです。工具+テキスト+練習用の電線・器具がセットになっているので、届いたその日から練習を始められます。
STEP 11:候補問題を練習する(全13問)
技能試験では、事前に公表される候補問題13問のうち1問が出題されます。どれが出ても対応できるよう、すべての問題を練習しておきましょう。各記事には単線図・複線図と作業のポイントをまとめています。
合格後の手続き
技能試験に合格したら、免状(資格証)の申請を忘れずに行いましょう。
独学が不安な方へ ― 通信講座という選択肢
「何から手をつければいいかわからない」「一人で勉強を続けられるか不安」という方には、通信講座もおすすめです。テキスト・動画・質問サポートがセットになっており、学習の順番に迷うことなく進められます。
おすすめの通信講座:
- JTEX 電気工事士講座
― 職業訓練法人が運営する老舗講座。テキスト中心でじっくり学びたい方に - SAT 第二種電気工事士講座
― 動画講義が充実。スキマ時間にスマホで学習したい方に
もちろん独学でも十分合格できます。自分に合ったスタイルを選びましょう。
おすすめの参考書・過去問
参考書の選び方はおすすめ参考書・テキスト|タイプ別の選び方ガイドで詳しく解説しています。学科試験の定番テキストはこちらです。
まとめ
第二種電気工事士は、正しい順番でコツコツ学習すれば独学で十分に合格できる資格です。このロードマップの順番で進めれば、効率よく試験範囲を網羅できます。
学習のコツは3つです。
- まず全体像を把握する ── 受験ガイドで試験の仕組みを知ってから勉強を始める
- 科目の順番を守る ── 基礎理論 → 配電理論 → 電気機器… と積み上げていく
- ミニテスト・模擬試験を活用する ── 読むだけでなく、問題を解いて定着させる
焦らず一歩ずつ進めていきましょう。このサイトが合格までの道しるべになれば幸いです。
第一種電気工事士にもチャレンジ!
第二種に合格したら、次のステップとして第一種電気工事士に挑戦するのもおすすめです。第二種の知識をベースに高圧分野を学べば、仕事の幅が大きく広がります。
※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
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