1種 法令
第一種電気工事士の「法令」を、どの設備・工事・事業者に、どの法律と義務が関係するかで整理して学ぶカテゴリです。公式の出題範囲は、電気工事士法、電気事業法、電気工事業法、電気用品安全法と、それぞれの施行令・施行規則等です。第一種では第二種の範囲に加えて、自家用電気工作物の保安や電気工事業者の義務まで確認します。
法令問題は、数字や用語だけを暗記すると似た選択肢で迷いやすくなります。「対象が一般用電気工作物等か自家用電気工作物か」「工事の作業者・設備の設置者・電気工事業者の誰に課された義務か」「資格、届出、記録、表示のどれを問うか」を先に分けてください。法改正や制度変更があり得るため、実務判断では必ず最新の法令と所管行政機関の案内を確認します。
このカテゴリの学習順
- 自家用電気工作物と電気主任技術者|工事資格・保安規程・届出で、電気工作物の区分、第一種電気工事士の作業範囲、保安規程、主任技術者、認定電気工事従事者を整理する。
- 各制度を「対象設備」「できる作業・禁止される作業」「義務を負う者」「必要な手続」の4列に分け、自分の言葉で比較表を作る。
- ミニテスト|自家用電気工作物・法令を解き、誤答した項目は根拠となる法律名と対象者まで解説へ戻って確認する。
- 第一種 学科模擬試験【第1回】で、施工、受電設備、検査と組み合わされた法令問題に対応できるか試す。
4つの法令群を区別する
- 電気工事士法: 電気工事の作業に必要な資格と作業範囲、免状、義務などを確認する。
- 電気事業法・技術基準: 電気工作物の保安、技術基準への適合、保安規程、主任技術者など、設置者側の保安体制を確認する。
- 電気工事業法: 電気工事業者の登録・通知、主任電気工事士、器具・帳簿・標識など、事業者の業務上の義務を確認する。
- 電気用品安全法: 電気用品の製造・輸入・販売と、技術基準適合や表示に関する規制を確認する。
受電設備と保護機器から復習したい場合は高圧受電設備の仕組みと構成機器、検査と保安の実務的なつながりは高圧受電設備の検査方法も確認してください。第一種全体の学習順は第一種電気工事士の学習ロードマップ、科目一覧は第一種 学科試験にまとめています。前の科目は発電・送電・変電です。
安全上の注意: このカテゴリは試験学習用で、個別設備の法令適合性や工事可否を判定するものではありません。実際の工事、届出、選任、点検では、設備区分と最新法令を確認し、所管行政機関、設置者、管理責任者の指示に従ってください。
正式な科目範囲は、電気技術者試験センター「第一種電気工事士の学科試験のポイント」と学科試験例題「一般用電気工作物等及び自家用電気工作物の保安に関する法令」で確認できます。制度の最新案内は経済産業省「電気工事の安全」も確認してください。