2種 配線図

結論:「共通条件→図記号→器具の働き→必要導体→施工条件→材料」の順で読む

第二種電気工事士の配線図を、3本の解説記事と3本の確認テストで学ぶカテゴリです。図記号の名称だけで終わらず、単線図を回路の働きへ直し、区間ごとの必要導体、ケーブル、接続グループ、接続材料まで一方向に追います。

いま止まっている段階から入口を選ぶ

3組の「読み方→確認テスト」を順番に進める

順番と到達点 解説記事 確認テスト
1 記号を読む
形、傍記、役割、条件
配線図の図記号一覧 配線図の図記号ミニテスト
2 回路を読む
電源、負荷、操作、必要導体
配線図の読み方・複線図変換 配線図・複線図ミニテスト
3 材料を数える
区間、心数、接続材料
配線図からの材料拾い出し 材料拾い出しミニテスト

図記号を覚えた直後に回路変換へ進み、最後に材料を数えます。材料問題で間違えたとき、数え方だけをやり直さず、必要導体の決定まで戻るのがポイントです。記号・回路・材料を別々の暗記科目にしないでください。

同じ配線図を3回、目的を変えて読む

1回目は記号と傍記へ印を付け、器具名と働きだけを答えます。2回目は名称を隠し、電源から負荷までの経路とスイッチの働きを追います。3回目に区間を分け、必要導体、ケーブル、接続グループ、接続材料を数えます。

各回の答えが次の回の入力になります。材料数が合わない場合は、3回目の計算だけでなく、2回目の機能導体へ戻ります。図記号を誤認した場合は1回目まで戻るため、誤答原因が曖昧になりません。別の問題でも同じ3回を再現できる状態を目標にします。

一枚の配線図を6段階で読む

  1. 共通条件・特記:電気方式、電圧、電線、工事方法、色別、寸法、接続方法の指定を先に読む。
  2. 図記号と傍記:記号の形だけでなく、数字・文字・黒点・矢印などの付記を一体で確認する。
  3. 器具の働き:電源、負荷、開閉、切替、接地、保護のどの役割かを回路ごとに分ける。
  4. 必要な導体:区間ごとに、接地側・非接地側、スイッチ戻り、渡り、接地線などの機能を列挙する。
  5. 施工条件:電線・ケーブルの種類、心数・条数、管、色別、施工省略範囲を問題文へ照合する。
  6. 材料と接続:区間台帳からケーブルを、接続グループからスリーブの呼び・刻印やコネクタ極数を求める。

図面だけで確定できることと、条件が必要なことを分ける

器具の種類や接続関係は図面から読めても、すべての区間のケーブル分け、導体色、接続方法、施工寸法まで図記号だけで決まるとは限りません。問題文の共通条件・特記や技能試験の施工条件を読み、図面から確定した情報と、追加条件で確定した情報を別の色で記録してください。

「区間台帳」と「接続グループ表」を分ける

配線図上の線を見たまま数えるのではなく、器具・接続点間をA-B、B-Cのような区間に分けます。各区間へ必要な機能導体を書き、指定された電線・ケーブルへ割り当てるのが区間台帳です。その後、同じ電気的役割の心線を接続点ごとにまとめ、径と本数から接続材料を求めるのが接続グループ表です。

記録するもの 防げる取り違え
区間台帳 始点・終点、機能導体、電線種類、心数、条数 3路間は常に3心、器具名だけで心数を固定する誤り
接続グループ表 同電位の心線、径、本数、接続方法 接続点の数をそのまま材料個数にする誤り

誤答の種類から戻り先を決める

  • H/L、E/ET/EETを混同した:図記号一覧で、記号の形と傍記の役割を分けて確認する。
  • 白・黒の役割や心数を一律化した:配線図の読み方で、共通条件と機能導体から決め直す。
  • スリーブ・コネクタの数が合わない:材料拾い出しで、接続グループごとの径・本数へ戻る。

テスト後は、正答記号ではなく「第何段階で条件を落としたか」を記録します。同じ段階の誤りが2回続いたら次の分野へ進まず、その解説記事の例で区間台帳または接続グループ表を作り直してください。

学科の配線図から技能の複線図へつなぐ

前の検査・測定で学んだ測定対象も、回路図上のどこを確認するか対応させます。次の学科分野は2種 法令です。技能練習へ移るときは2種 複線図の書き方で、当年度の施工条件と欠陥基準を使って練習してください。学科全体へ戻る場合は第二種 学科試験、横断確認には第二種 学科模擬試験【第1回】を使えます。

公式の第6科目・図記号・公表問題を確認する

電気技術者試験センターは、学科50問の目安を一般問題30問程度・配線図問題20問程度とし、第6科目を「配線図の表示事項及び表示方法」としています。使用する図記号は原則JISにより、規定されない記号などは問題文中で説明されます。年度・試験期ごとの共通条件を必ず読み直してください。

当サイトのミニテストと模擬試験は、理解確認用に作成したオリジナル問題です。公式問題を転載したものではありません。実際の施工や技能練習では、図面だけで判断せず、当年度の問題、施工条件、支給材料、欠陥判断基準、安全手順を優先してください。

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