第二種 模擬試験

結論:模擬試験は「点数を測る日」と「誤答を直す日」を分けて使う

第二種電気工事士の学科試験を想定した、当サイト独自の50問模擬試験3回分です。各回に問題、解答用紙、全50問の解答・解説があります。120分で解いた後は、正答数だけで終わらせず、誤答を7科目と4つの原因へ分け、次の回までに弱点を直します。

3回分を「受験→採点→復習」の順で使う

回と目的 受験ページ 採点・復習ページ
第1回|現在地を測る
初見で苦手科目を発見
問題50問
解答用紙
解答・全問解説
第2回|修正を確かめる
第1回と誤答原因を比較
問題50問
解答用紙
解答・全問解説
第3回|本番手順を固定
時間配分と見直しを再現
問題50問
解答用紙
解答・全問解説

3回とも最初から連続して解かないでください。第1回の誤答を分類し、対応する解説やミニテストで直してから第2回へ進みます。間を空けずに3回解くと、点数の違いは分かっても「どの復習が効いたか」が見えません。

受験前に5つの条件をそろえる

  1. 120分を確保する:公式案内の現行仕様は四肢択一50問・120分です。途中で中断しない時間帯を選ぶ。
  2. 解説を開かない:問題ページと解答用紙だけを開き、採点ページは終了まで見ない。
  3. 計算用紙を用意する:式、単位、配線図の読み取りを残し、採点時に判断過程も確認できるようにする。
  4. 迷った問題へ印を付ける:正解しても根拠が曖昧だった問題を、偶然の正解として復習対象に残す。
  5. 受験方式を意識する:筆記を想定するなら紙へ記入し、CBTを想定するなら画面で問題を読みながら解く。

この模擬試験は公式試験でも、公式CBT画面の再現版でもありません。出題範囲と試験時間の練習に使い、CBTの操作は電気技術者試験センターの公式体験版で別に確認してください。

点数だけでなく4つの誤答原因を残す

知識不足器具名、用途、工事方法、法令の条件を知らなかった
計算・手順公式選択、単位換算、式変形、電卓なしの計算で崩れた
条件の読み落とし「最も不適切」「使用電圧」「直径・断面積」などを見落とした
時間・見直し後半を急いだ、保留へ戻れなかった、転記を誤った

不正解だけでなく、「2択まで絞ったが根拠を説明できない正解」も記録します。正解記号を覚えるのではなく、他の3選択肢がなぜ違うかを説明できたら、その問題の復習を終えます。

120分は「解答・保留・見直し」の3状態で管理する

1問ごとに同じ時間を使う必要はありません。最初の周回では、根拠が出る問題を解答し、計算手順や図の読み取りに時間が必要な問題は保留の印を付けます。分からない問題に長く止まり、後半の知識問題へ到達できない状態を避けるためです。

  • 即答できる問題:選択肢を決めた根拠を短く言える状態で解答する。
  • 計算問題:求める量、公式、代入、単位を計算用紙に残し、見直しで式から追えるようにする。
  • 配線図問題:共通条件と凡例を先に読み、回路、器具、材料のどれを問うかを分ける。
  • 保留問題:迷った選択肢と不足している根拠を印にして、全50問を見た後に戻る。
  • 終了前:未回答、否定語、単位、問題番号と解答欄のずれを順に確認する。

各周回に何分使うかは、第1回の記録から自分用に決めます。固定の時間配分を借りるより、「全50問へ到達した時刻」「保留数」「見直しに使えた時間」を3回で比較すると、実際に直すべき工程が分かります。

7科目へ戻る復習マップ

誤答分野 戻るカテゴリ 再確認する判断軸
電気の基礎理論 基礎理論 回路、交流、電力、単位
配電・配線設計 配電理論・配線設計 方式、電圧降下、許容電流、分岐
機器・材料・工具 電気機器・材料・工具 名称、構造、用途、表示
施工方法 施工方法 場所、配線、接地、禁止条件
検査方法 検査・測定 目的、回路状態、測定器、判定
配線図 配線図 図記号、回路、材料、複線図
保安に関する法令 法令 主語、対象設備、条件、義務

解答・解説を読んでも分からない問題は、該当カテゴリの解説記事で判断軸を確認し、対応する10問ミニテストを解きます。翌日、模擬試験の同じ問題を選択肢を隠して説明し、根拠が出てくれば次の回へ進みます。

3回の間に「直す期間」を入れる

  1. 第1回:初見の120分で受験し、科目別正答数と誤答原因を記録する。
  2. 復習期間1:最も誤答が多い2科目を、解説→ミニテストの順で直す。
  3. 第2回:総得点だけでなく、その2科目と読み落としの増減を比較する。
  4. 復習期間2:2回連続で誤った論点と、時間を使いすぎた問題形式を部分練習する。
  5. 第3回:受験予定の方式を意識し、保留、見直し、終了確認まで本番の順序で行う。

同じ問題の点数上昇だけで判断しない

解き直しは記憶の影響を受けます。第1回の再得点より、第2回・第3回の初見問題で同じ判断軸を使えたかを重視してください。答えを覚えた問題は、正解以外の選択肢を訂正できるかで確認します。

得点記録は3列で残す

記録欄 書く内容 次の行動
結果 正答数、所要時間、未回答数 時間内に50問へ到達できたか確認
弱点 科目別誤答、4原因、迷った正解 戻るカテゴリを2つまで選ぶ
再確認日 解き直した日、説明できた論点 次回模試へ進む日を決める

公式CBT案内では、第二種学科試験の合格基準点は60点(30問/50問)、1問2点と案内されています。ただし、模擬試験で30問に一度届いただけで復習を止めず、科目の偏り、偶然の正解、時間内の見直しまで確認してください。試験時間・出題数などは変更される場合があるため、受験年度の案内を必ず確認します。

学習全体と公式問題へつなぐ

公式の試験仕様・例題・公表問題を確認する

この模擬試験の位置付け

3回分の問題は、公式の過去問題を転載したものではなく、当サイトが学習用に作成したオリジナル問題です。実際の出題、合格基準、受験方式、日程を保証するものではありません。制度と当年度情報は、電気技術者試験センターの受験案内を優先してください。

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