第一種電気工事士

結論:「第二種の復習→高圧設備の流れ→学科模試→技能→免状要件」の順で進む

第一種電気工事士の学科9科目、50問模擬試験、技能の基本作業・複線図・候補問題、受験後の免状申請をまとめた総合入口です。第二種で学んだ低圧回路を土台に、受電点から変圧・配電・負荷・保護・検査までを一つの設備としてつなぎます。

いまの状態から入口を選ぶ

合格から免状までを5段階で見渡す

  1. 第二種の土台を点検する:三相交流、配線設計、接地、施工、測定、配線図、法令で説明できない所を先に戻す。
  2. 学科9科目を設備の流れで学ぶ:計算式だけでなく、機器がどこにあり、何を保護し、どの試験で確認するかをつなぐ。
  3. 50問模試で横断する:140分で解き、誤答を科目、知識、計算、図面、条件読解に分けて戻る。
  4. 技能を段階練習する:KIP線・端子台などの基本作業、複線図、制御回路、候補問題、欠陥確認の順で通す。
  5. 免状交付要件を確認する:試験合格と免状交付を分け、対象になる実務経験と申請先を公式案内で確認する。

第一種電気工事士の参考書|2026年版・学科と技能の選び方は、9科目を1冊で見渡す本と、計算・配線図・技能を補う本の役割を分けたいときに使います。教材を増やす前に、現在の教材で不足している役割を言葉にしてください。

第二種の土台は3つの説明で点検する

第一種の学習中に計算や施工条件で何度も止まる場合は、高圧分野を増やす前に第二種の土台を点検します。正答記号ではなく、次の3つを何も見ずに説明できるか確認してください。

  • 計算:電圧・電流・抵抗・電力・力率のうち、何を求め、どの単位へそろえるか。
  • 施工と保安:工事方法や接地の答えが、電圧、場所、電線、保護装置のどの条件で変わるか。
  • 配線図:電源から負荷までを追い、図記号、回路、必要材料、接続を別々に読めるか。

説明できない項目が2つ以上あれば、第二種電気工事士 学習ロードマップの該当分野へ戻ります。資格範囲と試験の違いを先に整理したい人は、第一種と第二種電気工事士の違いも確認してください。復習は後退ではなく、第一種の機器・保護・検査を理解するための基準点です。

第一種は9科目を4つの層でつなぐ

設備を読む層 学ぶ科目 到達する判断
電気量と系統 基礎理論
配電理論・配線設計
発電・送電・変電
電圧・電流・容量・損失を電源から負荷まで追う
受電と利用 電気機器・受電設備
電気応用
開閉・遮断・変圧・計量・負荷の役割を配置で判断する
施工と確認 施工方法
検査方法
配線図
条件どおり施工し、測定・試験・図面で安全を確かめる
保安と資格 法令 設備区分、工事範囲、保安義務、手続の主語を分ける

第一種の学科は、第二種の7科目に電気応用と発電・送電・変電を足しただけではありません。受電設備、保護継電器、絶縁耐力試験、単線結線図などを、同じ自家用電気工作物の中で関連付ける必要があります。各カテゴリの解説→ミニテストを終えたら、別科目との接点を一つ説明してください。

単線結線図を軸に9科目を横断する

暗記項目が散らばるときは、受電点から負荷までを一筆で追います。PAS・UGSなどの受電点、DS・LBS・VCBなどの開閉・遮断、CT・VT・VCTによる計器回路、OCR・GR・DGRによる保護、変圧器二次の低圧配電、接地、点検・試験を同じ図へ戻します。

  • 機器名を問われたら:設置位置、開閉できる電流、事故時の相手機器を答える。
  • 計算を問われたら:一次・二次、線間・相、基準容量、単位を図へ書き戻す。
  • 施工・検査を問われたら:電圧区分、場所、回路状態、測定目的、判定を分ける。
  • 法令を問われたら:設備の区分、工事を行う者、設置者、主任技術者など主語を確定する。

学科模擬試験3回で設備構成を変える

3回とも当サイトのオリジナル模擬試験であり、公式試験問題ではありません。点数だけを比べず、計算、機器、施工、検査、配線図、法令のどこへ戻ったかを記録します。実際の出題例は公式の「問題と解答」でも確認してください。

技能は基本作業から候補10問へ積み上げる

段階 学習先 完成条件
1 単位作業 1種 基本作業 KIP線、CVV、端子台、圧着を傷・緩みなく施工
2 回路変換 複線図の基本
制御回路の複線図
主回路・制御・計器・表示・接地を分離して照合
3 候補問題 1種 候補問題 当年度の配線図・施工条件で10問を再現
4 完成管理 欠陥判定基準
60分の時短
工具と配置
正確さを保ったまま時間内に確認まで終える

技能の練習は無電圧の練習材料で行い、既設設備や電源へ接続しないでください。候補問題の詳細は年度ごとに変わり得るため、当年度の公式候補問題、試験問題、欠陥の判断基準を優先します。

試験合格と第一種免状の交付を分ける

第一種は、受験するための実務経験を求めない一方、試験合格者が第一種電気工事士免状の交付を受けるには、対象となる電気工事の実務経験が必要です。現在の公式案内では原則3年以上で、試験合格前の対象実務も算入できるとされています。

ただし、軽微な工事、特殊電気工事など実務経験の対象にならない工事があり、経験年数だけでは判断できません。第一種電気工事士の免状申請|実務経験3年・証明書の確認手順で対象・証明・申請先を整理し、最終的には居住する都道府県の免状窓口へ確認してください。

公式の試験制度・当年度資料・免状要件を確認する

更新情報の優先順位

試験日程、受験方式、合格基準、候補問題、免状申請は変更される場合があります。このカテゴリは学習順を案内するもので、年度固有の制度は電気技術者試験センター、経済産業省、申請先都道府県の最新情報を優先してください。

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