2種 施工方法

【10問】金属管・PF管・CD管ミニテスト|第二種

金属管工事と合成樹脂管工事を「判断の理由」まで確認

PF管・CD管はどちらも合成樹脂製可とう電線管ですが、施設できる方法は同じではありません。さらに、金属管は管路の電気的連続性と接地を確認するため、名称だけでなく電線・場所・接続・電圧を順に読みます。

このページでは、2025年11月20日改正の電気設備技術基準の解釈第158・159条と、第二種学科の公式例題・2026年度上期問題を照合し、条件付きのオリジナル10問へ再構成しました。管の製品仕様や実設備の設計条件は、この学習用整理だけで決めないでください。

最終確認:2026年7月27日

解く前に押さえる4つの判断軸

管内電線

合成樹脂管・金属管とも、屋外用ビニル絶縁電線を除く絶縁電線を用い、単線寸法等の条件を確認する。

管路・接続

管内に電線の接続点を設けず、管・ボックス・附属品を適合品で堅ろうに接続する。

PF管・CD管

支持、機械的衝撃、防湿を確認し、CD管はコンクリート直埋め又は専用の保護管・ダクトに収める。

金属管の保護

端口で被覆を傷つけず、管路を電気的に連続させ、使用電圧と例外条件から接地を判断する。

先に確認する基準・関係

確認対象 現行規定の要点 誤答防止の見方
管内の電線 絶縁電線、原則より線又は直径3.2mm以下の単線 OW線を除外し、短小な管の例外を無条件に広げない。
合成樹脂管 支持点間1.5m以下、接続点の近くにも支持 PF管を1.0mで支持する施工は上限内。
CD管 コンクリート直埋め/専用の不燃性・自消性のある難燃性管・ダクト内 「コンクリート埋込だけ」と断定しない。木造の空間へ裸のまま施設しない。
金属管 堅ろう・電気的に完全な接続、端口保護、原則接地 接地省略は使用電圧・対地電圧・長さ・乾燥・接触防護のどの条件によるか分ける。

誤答しやすい理由

  • PF管とCD管を、色や価格だけで使い分ける。
  • CD管はコンクリートへ直接埋め込む方法しかないと覚え、専用の保護管・ダクトへ収める方法を落とす。
  • 合成樹脂管の支持点間1.5mと、PF管を1.0m間隔で支持した具体例を別の規定と考える。
  • ねじなし電線管は必ずボンド線が必要と決めつけ、接続部が堅ろうかつ電気的に完全かを確認しない。
  • 金属管の4m・8mの接地省略条件を混ぜ、一つの固定フレーズとして暗記する。

オリジナル10問ミニテスト

問題はすべて当サイト作成のオリジナルです。公式過去問題は転載していません。1問ずつ答えを決めてから、ボタンで解説を確認してください。

採点の考え方:この補助テストに公式の合格点はありません。正解数より、間違えた判断軸を特定して本編・公式資料・実物練習へ戻すことを目的にします。
第1問
一般の金属管工事へ通す電線として、最も適切なものは?
A. 直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線(IV) B. 屋外用ビニル絶縁電線(OW) C. 裸銅線だけ D. 一般のVVFケーブルを外装のまま必ず使う
第2問
PF管内の途中でIV電線を接続し、接続部をテープで絶縁する計画です。最も適切な判断は?
A. テープを6層巻けばよい B. 直線部ならよい C. 管内に接続点を設けない D. 100V回路ならよい
第3問
PF管を造営材に固定し、支持点間を1.0mとしました。他の施工条件は適切とします。この間隔の判定は?
A. 1.5m以下なので適切 B. 1.0mちょうどは不適切 C. 2m以上必要 D. PF管には支持不要
第4問
CD管の施設方法として、現行規定に適合し得る組合せは?
A. 木造天井裏へ裸のまま配管するだけ B. 屋外へ露出して固定するだけ C. コンクリートへ直接埋め込む、又は専用の不燃性・自消性難燃の管・ダクトへ収める D. PF管と直接ねじって接続する
第5問
木造住宅の床下・壁内・天井裏へ、CD管を専用の保護管・ダクトに収めず配管します。最も適切な判断は?
A. 隠ぺい場所なので適切 B. 不適切 C. 支持間隔が1mなら適切 D. 100Vなら適切
第6問
PF管相互を接続します。適切な方法は?
A. 管端を突き合わせるだけ B. テープを巻くだけ C. 適合するカップリング等で堅ろうに接続する D. 管内電線をねじって管を固定する
第7問
PF管を湿気の多い場所へ施設します。追加で確認する施工は?
A. 防湿装置 B. 金属管への交換だけ C. 管内での分岐接続 D. 支持の全省略
第8問
金属管と金属製ボックスを接続します。最も適切な施工方針は?
A. 機械的に載せるだけでよい B. 堅ろうかつ電気的に完全に接続し、端口で電線被覆を傷つけない C. 絶縁テープだけで管を接続する D. 接続部の電気的連続性は確認しない
第9問
使用電圧200Vの金属管工事です。長さ3.5mの金属管を乾燥した場所に施設します。第159条の接地規定による判断は?
A. 長さ4m以下・乾燥場所なので金属管のD種接地を省略できる B. 対地電圧150V以下でなければ必ず省略不可 C. 金属管は常にA種接地 D. 長さに関係なく必ずC種接地
第10問
使用電圧400Vの金属管工事です。接触防護措置がない場合、金属管へ原則必要な接地工事は?
A. A種 B. B種 C. C種 D. D種

答え合わせ後の復習先

問題 判断軸 復習すること
問1〜2 管内電線・接続点 OW線除外、単線寸法、管内接続禁止を金属管・合成樹脂管へ共通して確認する。
問3〜7 PF管・CD管 1.5m、接続点近くの支持、CD管の2施工法、直接接続禁止、防湿を整理する。
問8 金属管の接続 堅ろうさ、電気的連続性、端口保護を施工部品の役割へ結び付ける。
問9〜10 金属管の接地 300V境界、4m条件、乾燥場所、接触防護を別々に読み取る。
  1. STEP 1:誤答を「共通の管内電線」「PF」「CD」「金属管接続」「金属管接地」の5列へ分ける。
  2. STEP 2:第158・159条と本編を開き、選んだ数字・工法の主語がどの管なのかを一文で書く。
  3. STEP 3:翌日に場所又は電圧を一つ変えた例を作り、同じ答えのままでよいか再判定する。

公式資料と安全上の注意

制度・試験条件・欠陥基準は更新されることがあります。受験年度の案内と当日の問題を優先し、次の無料資料で確認してください。

安全上の境界:学習用材料や無電圧の練習環境を対象にしています。実設備の充電部、既設配線、分電盤を自己流で加工・測定しないでください。必要な資格、停電手順、管理者の指示、保護具に従います。

広告・出典方針

この記事内に教材・工具・講座のアフィリエイトリンクは掲載していません。問題は公式資料の基準を照合して独自作成し、公式資料へのリンクを明示しています。

まとめ

  • 管内は適切な絶縁電線を使い、電線の接続点を設けない。
  • 合成樹脂管の支持点間は1.5m以下で、接続点の近くにも支持する。
  • CD管はコンクリート直埋め又は専用の不燃・難燃保護管等へ収める。
  • 金属管は機械的・電気的な接続、端口保護、使用電圧に応じた接地を一組で確認する。

次に使うページ

よくある質問

CD管はコンクリート埋込にしか使えませんか?

いいえ。直接コンクリートへ埋め込む方法のほか、専用の不燃性又は自消性のある難燃性の管・ダクトへ収める方法があります。CD管を木造の空間へ裸のまま施設することとは別です。

PF管の支持間隔は1mですか、1.5mですか?

規定の上限は1.5m以下です。1.0m間隔で適切に固定した施工例は、その上限内にあるため適切です。管端や接続点の近くにも支持が必要です。

ねじなし電線管には必ずボンド線を付けますか?

部品名だけで一律に決めず、管相互・管とボックスが堅ろうかつ電気的に完全に接続され、接地の連続性を確保できる施工か確認します。使用部品の仕様と施工要領を優先してください。

資格太郎

この記事を書いた人:資格太郎電気工事士の独学合格を目指して学習中。電気技術者試験センターの一次資料を確認し、暗記値だけに頼らない判断手順へ整理しています。運営者情報と編集方針を見る




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