結論:CB形は「CT・ZCTが検出、OCR・DGRが判定、VCBが遮断」で整理します
第2回模擬試験50問の正答と解説です。まだ解いていない場合は第2回の問題へ戻ってください。正解した問題も、式や保護動作を説明できなければ復習対象にします。
採点と復習
1問2点・50問100点として、30問を目安にします。0〜29問は基礎記事へ戻り、30〜39問は誤答と迷った正解を翌日に再回答、40問以上は時間と説明の再現性を確認します。
| 誤答の型 | 確認するもの | 再回答条件 |
|---|---|---|
| 計算 | 式・代入・単位 | 途中式から再現 |
| 機器 | 検出・判定・遮断 | 信号順を説明 |
| 法令・施工 | 対象・条件・目的 | 他選択肢の誤りも説明 |
正答一覧
全50問の解説
問1 正解:ロ
Δ結線では線電流IL=√3IPです。したがって相電流は30÷√3≒17.3 Aです。
問2 正解:ロ
インピーダンスは√(30²+40²)=50 Ωです。I=100÷50=2 Aです。
問3 正解:ハ
Δ結線では相電圧=線間電圧です。P=3VP²÷R=3×200²÷30=4 000 Wです。
問4 正解:ハ
電力三角形からS=√(P²+Q²)=√(600²+800²)=1 000 VAです。
問5 正解:ハ
直流から抵抗R=20÷5=4 Ω、交流からZ=100÷10=10 Ω。XL=√(Z²−R²)=√84≒9.2 Ωです。
問6 正解:ロ
電動機は磁界中の電流に働く力を利用して、電気エネルギーを機械エネルギーへ変換します。
問7 正解:ハ
定格電流は1 000 000÷(√3×210)≒2 749 A。短絡電流は2 749×100÷5≒55.0 kAです。
問8 正解:ハ
不等率=各負荷群の最大需要電力の和÷合成最大需要電力=(300+200)÷400=1.25です。
問9 正解:ハ
(6 600−6 400)÷6 400×100=3.125%なので、3.1%が最も近い値です。
問10 正解:ハ
最大需要の皮相電力は160÷0.80=200 kVA。利用率=200÷200×100=100%です。
問11 正解:ハ
電流は力率に反比例し、損失は電流の2乗に比例します。(0.60÷0.90)²≒44%です。
問12 正解:ロ
最大効率は負荷損=無負荷損のときです。負荷率をxとすると2 000x²=500、x=0.50です。
問13 正解:ロ
LBSは負荷電流を開閉できます。PF付きLBSではPFが短絡電流を遮断し、LBSとの連動で三相開放します。
問14 正解:ハ
DGRは零相電流と零相電圧の位相関係から地絡方向を判定し、構内事故と系統側事故を選別します。
問15 正解:ニ
VT二次側の一端にはD種接地工事を施し、高圧側との混触などによる危険を抑えます。
問16 正解:ロ
SRは系統リアクタンスとコンデンサによる高調波拡大を抑え、投入時の突入電流も抑制します。
問17 正解:ニ
VCBは真空バルブ内で接点を開き、真空の高い絶縁回復特性を利用してアークを消弧します。
問18 正解:ロ
同期速度は120f÷p、回転子速度は同期速度よりすべり分だけ低いため、N=(120f÷p)(1−s)です。
問19 正解:ハ
接続部の絶縁厚さや界面処理が不十分だと電界集中や水分侵入を招き、部分放電・絶縁破壊につながります。
問20 正解:ロ
B種接地は高低圧混触時の低圧側電位上昇を抑えるため、変圧器の低圧側中性点などに施します。
問21 正解:ロ
金属遮へい層を所定の方法で接地し、その電位を安定させます。接地方式は設備構成やメーカー仕様に従います。
問22 正解:ロ
地中埋設用の波付硬質合成樹脂管であるFEP管を、荷重や埋設条件に合わせて用います。
問23 正解:イ
CVのCは架橋ポリエチレン絶縁、Vはビニルシースを表します。使用電圧に適合する高圧用を選びます。
問24 正解:イ
C種接地工事の接地抵抗値は原則10 Ω以下です。D種の100 Ω以下と区別します。
問25 正解:ニ
完成時には絶縁、接地、保護連動などを確認します。常時運転を続ける温度上昇試験は一般的な現地完成検査の必須項目ではありません。
問26 正解:ロ
測定電圧は一律ではありません。対象回路・機器の定格と仕様、試験目的を確認し、停電・放電などの安全手順を取ります。
問27 正解:ニ
保安規程は設備を安全に工事・維持・運用する体制と手順を定めます。料金単価の計算方法は保安事項ではありません。
問28 正解:ロ
外部委託承認制度は対象設備、受託者の資格・体制などに要件があります。設置者は委託後も技術基準適合維持などの責任を負います。
問29 正解:ロ
認定電気工事従事者は、自家用需要設備の低圧部分の簡易電気工事に従事できます。高圧部分や特殊電気工事は対象外です。
問30 正解:ハ
主任技術者は工事・維持・運用の保安監督、電気工事士は法令で定める電気工事への従事資格で、役割が異なります。
問31 正解:ロ
水の位置・運動エネルギーで水車を回し、その機械エネルギーを同期発電機が電気へ変換します。
問32 正解:イ
無負荷でも鉄心に磁束を作り、鉄損を供給するための無負荷電流が流れます。主成分は励磁電流です。
問33 正解:ロ
発光効率は光束〔lm〕を消費電力〔W〕で割った値なので、単位はlm/Wです。
問34 正解:ハ
P=V²÷R=200²÷20=2 000 Wです。
問35 正解:ニ
直列接続では各蓄電池の電圧を加算します。12×4=48 Vです。
問36 正解:イ
LAは雷サージなどによる異常電圧を制限し、サージ電流を接地へ流して絶縁を保護します。
問37 正解:ハ
事故区間に近い保護装置を先に動作させ、健全部分の停電範囲を小さくするのが選択遮断の基本です。
問38 正解:イ
CTは一般にKを電源側、Lを負荷側へ向けます。極性は計測・保護回路の正しいベクトル関係に必要です。
問39 正解:ロ
変流比100/5は一次100 Aに対し二次5 Aを表します。二次側は開放せずに扱います。
問40 正解:ロ
遮断容量=√3×定格電圧×定格遮断電流=1.732×7.2×12.5≒156 MVAです。
問41 正解:ロ
DSには負荷・短絡電流の遮断能力がありません。VCBなどで無負荷にしてから開き、点検時の切離しを明確にします。
問42 正解:ハ
CTが一次電流を取り出し、OCRが過電流を判定してトリップ信号を送り、VCBが事故電流を遮断します。
問43 正解:ハ
ZCTは三相電流のベクトル和に相当する零相電流を検出し、地絡保護に用います。
問44 正解:ロ
DGRはZCTからの零相電流とZPDなどからの零相電圧の位相関係により、地絡方向を判定します。
問45 正解:イ
VCBは通常の開閉に加え、OCR・DGRなどのトリップ指令で事故電流を遮断するCB形の主遮断装置です。
問46 正解:ロ
問40と同じく√3×7.2×12.5≒156 MVAです。銘板値から設備の短絡電流以上か確認します。
問47 正解:ロ
図のVTは6 600/110 Vです。高電圧を110 Vへ変成し、電圧計や保護・計測回路へ供給します。
問48 正解:ハ
SCは遅れ無効電力を補償して力率を改善し、SRは高調波の拡大や投入時の突入電流を抑えます。
問49 正解:ハ
I=S÷(√3V)=500 000÷(1.732×6 600)≒43.7 Aです。
問50 正解:イ
短絡電流をCTが取り出し、OCRが整定値・時間特性に従って判定し、VCBが事故回路を遮断します。
分野別の復習先
- 計算:三相交流回路の計算、高圧配電線路の計算
- CB形:VCB・DS・LBS・PAS、OCR・GR・DGR、高圧受電設備の単線結線図
- 施工・検査・法令:高圧ケーブル工事、高圧受電設備の検査、自家用電気工作物
検証記録
2026年8月1日に問題50件、正答50件、解説50件を自動照合しました。CB形図のCT→OCR→VCB、ZCT・零相電圧→DGR→VCB、7.2 kV・12.5 kAの遮断容量、500 kVA変圧器一次電流を再計算しています。アフィリエイトリンクや1px追跡画像は掲載していません。
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