「三相交流回路・Y-Δ変換をわかりやすく解説|第一種電気工事士」の理解度をチェックするミニテストです。
| 問題数 | 10問(4択) |
| 目安時間 | 5〜10分 |
| 合格ライン | 7問以上正解 |
1問ずつ解いて「解答を見る」で答え合わせしましょう。最後に正解数を数えて実力チェック!
解く前に確認する要点
この「三相交流回路・Y-Δ変換」ミニテストは、線間値と相値、平衡負荷のY-Δ変換、V結線、三相電力、不平衡解析、相順を10問で確認するページです。√3を付ける量が電圧か電流か、変換するインピーダンスがY側かΔ側かを先に判断してください。
- Y結線はVL = √3VP、IL = IP、Δ結線はVL = VP、IL = √3IP。Yは電圧側、Δは電流側に√3が付く。
- 平衡負荷のY→Δ変換はZΔ = 3ZY、Δ→Y変換はZY = ZΔ ÷ 3。端子から見た特性を等価にする変換として使う。
- 三相有効電力はP = √3VLILcosθ。Vは線間電圧、Iは線電流で、相値を使う場合の3VPIPcosθと混同しない。
- 同容量2台によるV結線の利用率は86.6%。元のΔ結線から1台を切り離してV結線にすると、出力容量は元のΔ結線の57.7%になる。この2つの百分率を分ける。
誤答しやすい理由
- Y・Δの文字だけで√3の位置を暗記し、線間値と相値のどちらを求めるか確認しない。
- Y→Δで3倍、Δ→Yで1/3という向きを逆にする、または不平衡回路にも単純な3倍関係を使う。
- V結線の利用率86.6%と、元のΔ結線に対する出力57.7%を同じ割合として扱う。
- 三相電力に相電圧・相電流を代入したうえで√3を掛け、線間値の公式と二重計算する。
不安がある場合は、先に 三相交流回路・Y-Δ変換をわかりやすく解説 を読み、式の意味を確認してから解いてください。
問題 1
Y結線の線間電圧は相電圧の何倍か。
A:1倍
B:√2倍
C:√3倍
D:2倍
問題 2
Δ結線の線電流は相電流の何倍か。
A:1倍
B:√2倍
C:√3倍
D:2倍
問題 3
Y結線の各相がRΩのとき、等価なΔ結線の各相の抵抗は。
A:R/3 Ω
B:R Ω
C:3R Ω
D:√3R Ω
問題 4
対称三相交流の各相の位相差は。
A:90°
B:120°
C:180°
D:60°
問題 5
V結線の利用率は。
A:50%
B:57.7%
C:86.6%
D:100%
問題 6
三相回路の全消費電力の計算式は。ただし、VLは線間電圧、ILは線電流、cosθは力率。
A:P = VLILcosθ
B:P = √3VLILcosθ
C:P = 3VLILcosθ
D:P = 2VLILcosθ
問題 7
Y結線で線間電圧400 V、各相8 Ωの純抵抗負荷のとき、線電流〔A〕に最も近いものは。
A:28.9
B:34.6
C:50.0
D:86.6
問題 8
Δ結線の利点として、正しいものは。
A:線間電圧が相電圧より高い
B:変圧器1台を切り離しても、残り2台をV結線として送電を継続できる
C:中性点を接地できる
D:線電流が相電流と等しい
問題 9
三相回路の不平衡を解析する方法は。
A:テブナンの定理
B:ノートンの定理
C:対称座標法(正相・逆相・零相分解)
D:重ね合わせの理
問題 10
三相交流の回転磁界の回転方向を変えるには。
A:電圧を変える
B:周波数を変える
C:3本の結線のうち任意の2本を入れ替える
D:負荷の抵抗値を変える
答え合わせで見るポイント
正解数だけで終わらせず、間違えた問題を「線間値・相値」「Y-Δ変換」「V結線・三相電力」「不平衡・相順」に分けてください。√3や3を付け忘れたのではなく、どの基準量を取り違えたかまで記録します。
| 問1〜3・7 | 線間値・相値・Y-Δ変換 | YとΔの√3関係、ZΔ = 3ZY、Y負荷の相電圧から線電流を求められたか。 |
|---|---|---|
| 問4 | 対称三相交流 | 各相が120°ずつ位相差を持つことを角度と波形で説明できるか。 |
| 問5〜6・8 | V結線・三相電力 | 利用率86.6%、元のΔ比57.7%、線間値による三相電力を区別できたか。 |
| 問9〜10 | 不平衡解析・相順 | 対称座標法の3成分と、任意の2線交換で相順が反転することを確認する。 |
復習手順
- 間違えた問題番号をメモし、表のテーマに分類する。
- 三相交流の解説記事へ戻り、YとΔを別々に描いてVL・VP・IL・IP・各相インピーダンスを書き込む。
- 翌日に同じ問題だけを解き直し、結線、与えられた値、変換方向、公式、単位の順で確認する。
問1〜3・6〜7を間違えた場合は、Y・Δそれぞれの線間値と相値を図に書いて再計算してください。問5・8は86.6%と57.7%の基準容量を言葉で説明します。
結果の目安
| 9〜10問正解 | 完璧!この分野はバッチリです |
| 7〜8問正解 | 合格ライン。間違えた問題を復習しよう |
| 4〜6問正解 | もう少し!解説記事を読み直そう |
| 0〜3問正解 | 基礎から復習が必要。焦らず1つずつ |
間違えた問題があったら、解説記事で該当箇所を復習しましょう。
関連ページと公式確認先
このミニテストは学習用の確認問題です。試験日程、申込方法、出題範囲、合格基準などの制度情報は、必ず公式サイトの最新案内で確認してください。
復習:三相の電圧降下・電力計算
次のミニテスト:高圧配電線路・短絡電流
第一種 学習ロードマップ
第一種 模擬試験
1種 基礎理論
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電気技術者試験センター
最終確認日:2026年7月24日
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