PAS・UGS・SOGの違い|受電点の区分開閉器と波及事故を防ぐしくみ
この記事を読み終えると、受電点の責任分界点にPASやUGSを置く理由と、SOGが地絡と短絡で違う動きをする理由を、図の順に説明できるようになります。 第一種電気工事士の学科では、引込柱や高圧キャビネットの図を示して、「地絡継電装置付高圧交流負荷開閉器」についての記述の正誤を問う問題が繰り返し出ています。長い名前ですが、中身は「負荷開閉器」「地絡を見つける装置」「短絡のときに待つしくみ」の3つです。 受電点には責任分界点があり、そこに区分開閉器を置く 高圧で受電する設備には、電力会社(一般送配電事業者)の配 ...
認定電気工事従事者と特種電気工事資格者|違い・取得条件・申請
この記事を読み終えると、認定電気工事従事者と特種電気工事資格者の作業範囲の違いを説明でき、自分がどの認定基準で、どこへ、何をそろえて申請するかを決められるようになります。 結論:認定と特種は、上下関係ではなく作業範囲が違う 認定電気工事従事者は、自家用電気工作物のうち600V以下で使用する設備の簡易電気工事(電線路を除く)が対象です。特種電気工事資格者は、ネオン工事または非常用予備発電装置工事の種類ごとに認定されます。試験合格や講習修了だけでは作業できず、住所地を管轄する産業保安監督部へ申請し、対象の認定 ...
第二種技能試験の練習方法と40分の時間配分|材料量と工程の決め方
この記事では、手持ちの工具と材料から必要量を逆算し、単位作業から40分の通し施工まで段階を追い、遅れた工程と残った欠陥から次の練習を決められるようになります。判断軸は「何回分を買うか」ではなく、「まだ実物で行っていない作業」「繰り返し出る欠陥」「止まる工程」の3つです。この3つが埋まれば、購入量も練習量も決まります。公式資料が求めているのは、時間内に施工条件どおりの作品を完成させ、欠陥を残さないことです。最速で完成させることではありません。以下の時間配分は練習開始用の案であり、合格を保証する配分でも公式の ...
電気工事士CBT試験の受け方|予約・当日操作・2027年度変更
この記事を読み終えると、CBT方式の申込みから会場予約、当日の受付までを自分で進められ、予約の変更条件と2027年度からの方式の違いを公式の案内に沿って説明できるようになります。 結論から言います 電気工事士のCBTは、申込みと会場予約が別手続きです。予約後は公式体験版で「解答→後回し→一覧確認→終了」を一度通し、当日は顔写真付き公的証明書を持って予約会場へ行きます。2027年度から第一種・第二種の学科試験は原則CBT方式へ移行するため、画面操作も試験準備の一部です。 この記事でできるようになること 20 ...
電力・電力量・発熱量の計算|P=VI・E=Pt・H=I²Rt
この記事を読み終えると、電力P・電力量E・発熱量Hのどれを問われているかを単位から見分け、P=VI・E=Pt・H=I²Rtを選んで、分やkWhの換算まで含めて計算できるようになります。 結論から言います 電力P〔W〕はエネルギーを使う速さ、電力量E〔Wh・J〕は一定時間に使ったエネルギー、発熱量H〔J〕は抵抗で熱に変わったエネルギーです。抵抗負荷なら、まずP=VIで電力を求め、時間を掛けてE=Pt、発熱を問われたらH=I2Rtへ進みます。 この記事でできるようになること P=VI、P=I2R、P=V2÷R ...
第二種電気工事士の計算問題は捨てる?10時間で4〜7問を拾う勉強法
この記事を読み終えると、第二種電気工事士の学科試験で、どの計算問題を先に練習してどれを後回しにするかを自分で決め、式が1〜3段階の問題を途中式と単位を省かずに解けるようになります。 結論|計算問題は全部捨てず、解ける型だけ拾う 結論から言います。第二種電気工事士の計算問題は、全部を捨てる必要も、すべてを完璧にする必要もありません。まず10時間を使い、式1つで解ける問題と、2〜3段階を順に進めれば解ける問題を拾える状態にしましょう。 電気技術者試験センターが案内する第二種の学科試験は、四肢択一式50問・12 ...
保護継電器の種類と保護協調|OCR・GR・DGRの働きと機器番号
この記事を読み終えると、保護継電器が何を見て動作するかを図記号と機器番号から言い分け、OCRの限時要素と瞬時要素の違い、CT比とタップ値から一次側の動作電流を求める計算、保護協調曲線の読み方を説明できるようになります。 第一種電気工事士の学科では、単線結線図の図記号と制御器具番号の組み合わせ、短絡保護に使う機器の組み合わせ、地絡継電装置の保護協調が出ています。どれも、「継電器は何を受け取り、何を見ているか」から整理すると答えられます。この記事は試験の学習用で、実際の設備の動作値や動作時間を決めるためのもの ...
VCB・DS・LBS・PASの違い|高圧開閉器の役割と見分け方
この記事を読み終えると、DS・LBS・VCB・PASを「どの電流まで切れるか」で区別し、単線結線図の位置と図記号から見分けて、VCBの遮断容量を計算できるようになります。 第一種電気工事士の学科では、高圧受電設備の開閉器が、写真・図記号・役割の説明・計算のそれぞれの形で問われます。名前は「開閉器」「遮断器」「断路器」と似ていますが、切れる電流の大きさがはっきり違います。この記事は試験の学習用で、実際の設備の操作手順を示すものではありません。 見分ける軸は「切れる電流」と「置かれる位置」の2つ 高圧の電路に ...
第一種電気工事士の免状申請|実務経験3年・証明書の確認手順
結論から言います。第一種試験の合格者は、対象となる電気工事の実務経験が3年以上必要です。このページでは、経歴を「対象の候補・対象外・窓口に要確認」に整理し、証明書を頼む前の確認メモを作れます。期間や工事が認められるかは申請先が審査します。経歴の自己整理だけで交付の可否を確定するものではありません。実務経験の条件 / 経歴の整理例 / 相談前の確認メモ / 地域ごとの手順 この記事でわかること 第一種電気工事士試験の合格者に必要な実務経験3年以上の考え方 実務経験に数えられる工事と、原則として数えられない業 ...
第一種電気工事士 制御回路の複線図|自己保持と接点の読み方
この記事を読み終えると、制御回路図の接点を「何もしていないときの形」から読み取り、押しボタン・補助接点・熱動継電器の接点が開くか閉じるかを場面ごとに追って、自己保持が続く理由と解ける理由を自分で説明できるようになります。 令和8年度の第一種の技能試験の候補で、押しボタンと電磁開閉器の制御回路を作るのはNo.8です。複線図は線の本数と色をそろえる道具ですが、制御回路はそれだけでは確かめきれません。接点がいつ開いていつ閉じるかを頭の中で動かせないと、つなぎ方が正しいかどうかを判断できないからです。作品の材料・ ...









